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Ennio Morricone【Salo Or The 120 Days Of Sodom ソドムの市OST】新品レコード

Ennio Morricone【Salo Or The 120 Days Of Sodom ソドムの市OST】新品レコード

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やっとのことで、丸々一枚の単発サントラがようやく出ました。

Ennio Morricone「Salò, or the 120 Days of Sodom(ソドムの市)OST」。
イギリスのレーベルCold Springから。
このレーベル、本当にかゆいところに手が届きますよね。

映画ファンのみならず、芸術的な音楽好きならニンマリする一枚です。
手がけたのはもちろん映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ。
映画の残酷な内容とは対照的に、ピアノを中心とした室内楽的な美しさと、時折混ざる不協和音が絶妙なスコアに仕上がっています。

映画そのものについて言えば、監督のピエル・パオロ・パゾリーニは詩人・作家・思想家・映画監督と多彩な顔を持つイタリアの鬼才。
マルキ・ド・サドの「ソドムの120日」をムッソリーニ政権末期のイタリアに置き換え、権力の本質を抉り出した政治的寓話として仕上げました。
本作完成直後の1975年11月、パゾリーニは謎の死を遂げています。

単に露悪的な映画ではありません。「見てはいけないものを見せる」という映画的挑発の原点として、後世の監督たちに多大な影響を与えました。
ミヒャエル・ハネケ、ガスパー・ノエ、ラース・フォン・トリアーらが影響を公言しており、タブーを芸術として昇華するアート系・エクストリーム系映画の文脈で繰り返し参照される作品です。
多くの国で上映禁止処分を受けながらも、映画史上最重要作の一つとして評価が定着しています。

パゾリーニのおかげで芸術的な映画に目覚めた方も多いのではないでしょうか?
クラシックの気品を持ちながら、時折混ざる不協和音をぜひ今一度聴いてみてください。

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