【Music from the Mountain Provinces】中古レコード
【Music from the Mountain Provinces】中古レコード
生々しい音楽が入りました!
「Music from the Mountain Provinces」
この音源は2014年に発売されたんですが元の録音はもっと前。
録音されているのは、 フィリピン北部のルソン島山岳地帯(ヌエヴァ・エシハ、アウロラなど)の、外部と隔絶された少数民族(カリンガ族、ボントック族など)の音楽なんです。
何と、、怖い事に上記の方々が住むエリアはイスラム過激派(調べてみたらモロ民族解放戦線:MNLF)の活動地域であり、録音を試みたチームは何と拘束、、。
録音は1988年あたりだそうです。
機材や記録ノートは過激派に強奪されたんですが録音したカセットだけは持ち帰れたみたいです。
録音技師デヴィッド・ブレア・スティフラーがゲリラに拉致され18日間人質になった壮絶な事件は、ライナーに英語で詳細に記されています。
音の方は ドキュメンタリー性の高いフィールドレコーディング作品となっています。
同じフレーズを執戢7に繰り返すミニマルなリズムが多いんです。
聴いてるとある種のトランス状態になるんです。
毎日の米の収穫作業の時に歌われる労働歌や、子供をあやす子守唄など、人々の暮らしに密着した生々しい歌声も入っていて、民俗学的な見地からみても非常に興味深い作品になっています。
息継ぎや和き込んでる音、周囲の雑音、生々しい音が入り組んで音ドキュメントを作り出しています!
こんな場所で、こんな音楽が生きていたというその事実が、録音の粗さごと聴く者の想像力を驚かせてくる、非常に面白く、知的なアルバムかと思います。
素晴らしいです。
【注意!このレコードは中古レコードです。多少のスリあり。1万円の激安プレイヤーで音飛びはありませんでした。病的に神経質な方はご遠慮ください】
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